題材について |
子どもは新しい材料に興味を持ちます。材料を手にした子どもは、体全体の感覚を使って特徴を感じ取り、思いついたものをどんどんつくっていきます。
この題材は、黄ボール紙を水にぬらした時の柔らかさと、再び乾かしたときの硬さなど材料の質感を感じ取ります。つくり出した形の面白さから表したいことを見付け、自分なりの表し方でつくっていきます。
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キーワード |
試す 感じる 発見する
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評価規準 |
・黄ボール紙の特性を生かしながら意欲的に取り組もうとする。
・形や質感から思いを広げ、自分なりの表現をみつけようとする。
・イメージしたことが表れように、様々な方法を試みながら工夫して表そうとする。
・自他の表現のよさや面白さを感じ取ろうとする。
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領域 |
A表現(2)
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学年 |
第3学年
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時間 |
4時間
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材料・用具 |
黄ボール紙 はさみ 輪ゴム 図工室あるもの(お皿、ペットボトル、プリンカップ、ガムテープの芯等)カネスチック(接着剤) ホチキス セロテープ パステル
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場の設定 |
図工室 水道
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活動の流れ |
1/黄ボール紙を好きな形に切ったり折ったりする。
2/黄ボール紙を水にぬらして、柔らかくなった質感を味わう。
3/濡らした黄ボール紙を図工室にあるもの(お皿、ペットボトル、プリンカップ)を使って面白い形をつくる。(輪ゴムでとめる)
4/前回の活動を振り返りながら、乾燥した黄ボール紙の質感を感じ取る。
5/つくった形を組み合わせたり、並べたりしながら表したいことをみつけていく。
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こどもの様子 |
・勢いよくはさみで黄ボール紙を切り始めました。「こんな形ができたよ!」と誇らしげに見せにくる子どもたちもいれば、思うように切れず悪戦苦闘している子どももいます。好きな形に切ろうとしても、折ろうとしても紙質がやや硬めの黄ボール紙は、中学年児童にとって手ごたえのある材料です。「もっと柔らかい紙がほしい。そうしたら好きな形に切ることができるのに・・・」と言う子どもが数名いました。今までの経験から感覚的に身につけた記憶が、そのように思わせたのかもしれません。
・「簡単に折ったり、切ったりするにはどうしたらいいか」と投げかけると、「水に濡らしたら柔らかくなる」と言いました。恐る恐る黄ボール紙を水に濡らしてみる子どもたち、柔らかくなった黄ボール紙を切ろうとするより、丸めたり、折りたたんだり、プリンカップに巻きつけることを楽しんでいました。
・乾燥させた状態で、材料を手に取ります。丸めたり、折ったり、プリンカップ等で形をつくった黄ボール紙が、固まった状態に驚いていました。柔らかくすることによってできた立体的な形と、はさみで切った平面的な形、この2種類の形を組み合わせたり、様々な方向から眺めたり、新たに切って形をつくったりすることから、つくりたいものを見つけ出そうとしていました。公園や遊園地や動物などをつくり物語を生み出すように表すことを楽しむ子ども、できた形を組み合わせることだけに楽しみを見出している子ども、一人ひとりが体全体の感覚を働かせながら材料に関わり、試行錯誤を繰り返しながら自分の表現と向き合っている様子が伺えました。また、友だちの活動や作品をみることが、イメージを広げていくきっかけになったようです。
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