題材について |
6年生は、あと数ヶ月で卒業式を迎える。そこで、これまでの自分や未来の自分をテーマとし、いままで経験してきた小学校生活をもとに、自分なりに絵の具やパスなどの用具や材料を総合的に活用して表現する。
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キーワード |
形、色、自分、思い、人、道、分岐点、
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評価規準 |
・自分自身をみつめ、その思いを形や色で表現することを楽しもうとする。(関心・意欲・態度)
・形や色から自分の思いを膨らませながら、表したいものを構想する。(発想・構想)
・自分のイメージをもとに、画用紙、絵の具やパスなどの材料や用具を生かしながら表し方を工夫する。(創造的技能)
・自分や友だちの活動の過程や、作品から、よさや面白さなどに気付き伝え合う。(鑑賞)
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領域 |
A表現(2)
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学年 |
第6学年
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時間 |
4時間
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材料・用具 |
色紙(黒)、画用紙、スプレーのり、はさみ、絵の具(水彩、アクリル)、墨、パスなど
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場の設定 |
自分の過去や未来を意識できるような声掛けの工夫をし、調子のよい時、不調の時、人生の道筋や分岐点などのキーワードから、思いを巡らせることのできる話し合いをする。
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活動の流れ |
1、色紙(黒)を幾つかに切って、自分の過去や未来の道筋やポイントなどを考えながら画用紙に貼っていく。
2、画用紙に貼った色紙の配置や数などから自分の思いに合った形や色で描いていく。
3、貼った色紙をはがしたり、さらに、描いたりしながら思いを広げていく。
4、これまでの経験を生かし、自分のイメージに合った材料(パス、絵の具、墨など)を選びながら描いていく。
5、友だちとお互いの作品を鑑賞する。
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こどもの様子 |
・「卒業まで数ヶ月。そこで過去や未来の自分についてちょっと考えてみようよ」と最初に伝えた。少し戸惑った表情をしていた子どもたちもいた。そこで、「人には気分のよい時も、不調の時もあるね」また、「あの頃は楽しかったな…。というような言葉では表しにくいことも、形や色でならどうだろう?自分の思いが表現できない?」そんな声掛けに、描きたい気持ちが沸き上がってきたようだ。はじめに幾つかに切った色紙(黒)を画用紙に並べてみた。「ここが始まりで、ここが休憩地点かな」「ぐるぐる回っている感じにしたい」画用紙に色紙を並べながら、描きたい色も考え、自分の思いを膨らませていった。「この辺はちょっと調子の悪かった時代かな」と色をぬり重ねながら話してくれた子がいた。「こっちの人生に行くか、こっちの人生に行くかはこれから決めるよ」と画面を幾つかに区切って色合いや筆のタッチも工夫して表現していた。「ここがぬいぐるみを捨てた頃」と階段から小さな人形を捨てた絵を描いた子もいた。「ぐちゃぐちゃになった!」「今の気持ちじゃないの?」そんな友だち同士の会話も聞こえてきた。子どもたちは1枚の画用紙の中に時間的なイメージと心情的な感覚とを形と色に結びつけて思い思いに描いているようだった。色のインクを使ったり、パスや墨、アクリル絵の具などを使ったり、自分の思いに合った材料を選ぶことも大切なポイントだ。静かに黙々と描く子もいれば、笑顔を見せて会話をしながら描く子もいた。それぞれが自分自身をみつめ、自分らしく仕上げていったようだ。「心」「人間交差点」「夢と私の秘密の道」「気持ちいい!」「いろんな自分の輝く未来」「走りっぱなしの人生」など、タイトルにも個々のこだわりを感じた。
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