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更新日 2010-04-19

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題材集 〜高学年(5〜6年)編〜

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活動写真

加藤 最後の一枚 01.JPG加藤 最後の一枚 03.JPG加藤 最後の1枚 02.JPG加藤 最後の1枚 04.JPG加藤 最後の1枚 05.JPG

題材について
3学期の後半、6年生にとっては人生最後の図工の時間。今まで過ごしてきた小学校生活を振り返ったり、自分自身について考えたりしながら、図工の「最後の一枚」として描きたいものをテーマに取り組む、ドライポイントを中心にした活動です。一本一本の線に思いを込めることで、その子の内面も表れてきます。
キーワード
最後の図工、自分自身、ドライポイント
評価規準
・ 自分が表現したいテーマを考え、意欲的に取り組んでいる。
・ 小学校生活や自分自身を振り返り、イメージを膨らませながら描きたいものを構想している。
・ ドライポイントの特徴を生かし、表し方を工夫している。
・ 自分や友達の作品や活動をみて、よさや違いを感じ取っている。
領域
A表現(2)
学年
第6学年
時間
6〜8時間
材料・用具
プラスチック板、ニードル、紙やすり、版画インク、ローラー、プレス機、ブレダン紙、寒冷紗、新聞紙、絵の具、パステル、シナベニヤ板など
図工室
活動の流れ
1.最後の図工にふさわしいテーマを自分なりに考えて、アイディアスケッチする。
2. スケッチをもとに、プラスチック板にニードルで彫っていく。
3. 版にインクを詰める。自分の表現したいものに合わせて濃淡を考え、インクの残し具合を寒冷紗で調節する。プレス機を使って刷る。
4. 刷り上がった作品に、絵の具やパステルで版画の線が消えないように彩色する。
5. 作品が引き立つような額縁を考えてつくり、貼り合わせる。紐をつけて、展示する。
6. お互いの作品を鑑賞する。
こどもの様子
毎年恒例となった「最後の一枚」。今まで卒業生の作品をみてきた子どもたちは、6年生になった当初からこの題材を楽しみにしていました。小学校生活最後の図工になるこの活動は、自分の好きな自由テーマのため、その子らしさがよく表れます。自分が好きなスポーツや、大事に使ってきた学用品、なかよしの友達を描いたり、さらには抽象的な絵の中に自分の感情を込めたりする子どももいます。
アイディアスケッチをして、彫って、刷って、さらに色を塗って、額縁もつくって…と、段階を踏んでいくことで、思いが深まっていくようでした。特に、ニードルで彫る作業は、一本一本の線に気持ちを込めて彫っていました。
作品に合わせて自由に額縁を作ることも楽しみました。板にいろいろな材料を貼り合わせたり、切り込みを入れて工夫したりと様々な表現がみられました。その額縁に版画作品を貼り、題名をつける時にも「最後の題名だ…。」とこだわって悩んでいる姿もありました。
最後に、卒業作品展を行いました。これまでつくってきた作品と合わせて、この「最後の一枚」を飾り、お互いの作品を鑑賞しました。子どもたちの感想には、「この作品をつくっている時、しみじみと『ああ、卒業するんだなぁ』と思いました。」「プラスチックの板を彫るのは大変だったけれど、一本一本の線に気持ちを込めて彫りました。」などと書かれていました。
卒業する子どもたちが図工の楽しさや、図工室で過ごした時間を心の隅に留めてくれることを願います。

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